2017年4月26日水曜日

送料無料が宅急便を苦しめているわけではありません。

昨日はヤフーショッピングのポイント増量の日
ということもあり、久々にネットで買い物を
しました。一定金額買物をすると送料無料の
特典があります。

送料無料と言えば、ネット通販が送料無料にするから
宅急便が過労になっていると言っている討論番組が
ありました。
送料無料が宅急便を苦しめているわけではありません。

たとえば送料を有料にして、通販利用者が送料を
支払っても、通販会社が宅急便に送料を支払わなければ
宅急便は利益がでず、宅急便が利益をあげても
魅力的な給料を支払わなければドライバーの確保は
難しいのです。

前にも言いましたが、日本郵政のゆうパックは
定型外郵便料金というひとつの尺度があるので
それに準拠した貨物料金を設定すればよいのですが
ヤマト運輸にはそれがありません。
安く運ぶのではなく、ちゃんと利益があがり高い
賃金が支払える運賃設定をすべきで、そのうえで
宅配ボックス用宅急便や法人設定をすべきです。

「アマゾンも自分で配達すればいいのに」
とアマゾンCMに出演するパネリストがあるテレビ
で番組言っていました。
実際、東京など一部地域では実施しているようです。
すぐに配達する特別便などは倉庫から直接配達する
システムを構築し、ヤマト運輸などには通常配送のみ
を委託することはアマゾンとしても当然のことだと
思います。
そこを無駄とか考えているようであれば、後発ネット
通販にもチャンスがあるのかもしれません。