2016年5月8日日曜日

よくわからないプロ野球














上の画像は、昨日甲子園球場での阪神対ヤクルト戦で
結果的に勝負を左右した場面です。
ヤクルトの選手がホームに滑り込むシーンです。

阪神の金本監督は、 プロ野球審判員の杉本大成(すぎもと だいせい)氏に 「ビデオ判定してもらえないか?」と依頼したところ 「フォースプレー(ホームへ滑り込む選手に対して 野手がタッチする必要のないプレー)だからダメです」 と断られたそうです。
















これをセーフと判定された阪神の金本監督は、
プロ野球審判員の杉本大成(すぎもと だいせい)氏に
「ビデオ判定してもらえないか?」と依頼したところ
「フォースプレー(ホームへ滑り込む選手に対して
野手がタッチする必要のないプレー)だからダメです」
と断られたそうです。

日本野球機構井原敦事務局長はビデオ判定について
「今まではホームランか否か、フェンス際の打球への
規定でしたが、本塁上でのクロスプレー、主に本塁での
衝突プレーに疑義が生じた場合を加えました。
リプレー映像は当該試合の責任審判が必要とした場合に
使用します」と述べています。
ですから本塁上でのクロスプレーでも
当日審判を務めたプロ野球審判員の杉本大成氏が
「フォースプレーだからビデオ判定できません」と言って
しまえば、ビデオ判定の必用はなくなります。

であれば、なぜ「ビデオ判定」なるものが存在するので
しょうか?
3月30日、5月5日と横浜スタジアムでは本塁での
クロスプレーに対してビデオ判定が実施されています。
日本野球機構が決めたルールを現場の一審判員の
判断でどうにでもできる今のプロ野球がよくわかりません。

そして日本野球機構が一審判員に規則を丸投げしているため
一審判員の行為次第で今回のように勝敗は左右されます。
・・・つまり野球賭博はこれからも続きます。