2016年5月17日火曜日

コリジョンルールの欠陥

月曜日はプロ野球の試合がないのでNHKや民放でも
5月11日甲子園球場でのコリジョンルール適用について
疑問視する意見が相次いでいました。

捕手がバウンドに反応して走路を塞いだ場合適用されない
ルールを適用した明らかな誤審なのですが、よく読むと
タイミングがアウトならブロックしても適用されないようです。
もともと捕手を危険なスライディング、タックルから守る
ルールであったので、あたりまえのことなのです。
なぜ運用段階になって捕手に不利なルールになったのか
謎ですが、決めたルールを守るのが審判の仕事です。
コリジョンルール














よく読んでいるとタイヘンなことに気がつきました。

このルールの(1)は走者が危険な本塁突入をした場合
突入した走者はアウトになり、他の走者はその時点で
最後に触れていた塁に戻るという「危険な走塁の防止」
について書いています。
(2)は今回問題になった「捕手の守備」について書いて
います。

5月6日西武ドーム、西武対日本ハムの試合で、
西武ライオンズの高橋光成投手が本塁カバーに入り
ホームにスライディングする選手にタッチしていったんは
タッチアウトの判定がでました。
しかしビデオ判定の結果、高橋光成投手の左足が
ホームベースにかかっていたため、コリジョンルールの
適用により判定が覆りセーフとなりました。

・・・ん!?
(1)では走者が捕手、または野手に対して危険な走塁を
してはいけないと書いているのに対し、
(2)では「捕手が走路を妨害してはいけない」と
捕手に限定しているのです。

高橋光成選手は捕手ではありません。
つまり、コリジョンルールの範囲外であり
「コリジョンルールの適用でアウト」と言った時点で
審判員のミスです。

「あげ足をとっている」と言われるかもしれませんが
ルールは守られなければなりません。
ましてや(1)でわざわざ
本塁のカバーに来た野手(投手を含む、以下「野手」という)
と書いているのです。
私の言い分が間違っているのであれば
「コリジョンルールの欠陥」と言わざるをえません。

ルールをつくった目的から「コリジョンルールの欠陥」とは
思えません。
問題は「コリジョンルール」を決めた時点での方針が
運用する時点で変わってしまっていたということです。
その経緯を検証することが重要で、審判のみなさんは
謝罪をして明日からでもルールに則ったジャッジを
してほしく思います。
そうでないと、日本の野球、国際競技としての野球の地位が
益々低くなってしまいます。

高橋光成選手は捕手ではないので、ルールの適用外です。